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今回の夜釣りの場所は河口域にある河川敷の「コンクリート護岸」についてです。
河口にある河川敷は、延々とコンクリート護岸によって築かれている所が多いです
が、こういった場所はスズキの回遊経路になっているはずなので、夜釣りの狙いど
ころとなります。
潮が満ちてくるにつれ、ボラのジャンプも始まります。
もともと緩い河の流れがあるので、下げ潮時はより強く流れます。
コンクリート護岸は足場も良いので、魚の取り込みも楽です。
夜釣りにとって足場の良さは大変重要なのです。
護岸に沿って敷石が入っている所も多く見かけますが、こういった護岸はより狙い目です。
つまりその石が障害物となって魚の身を守ったり、貝やカニなどの魚のエサとなる
生物が付いたりして、チヌ(黒鯛)・キビレ・ウナギなども寄って来やすいからなのです。
基本的に遠投・中投と仕掛けを投げ分けて、さらにチョイ投げによる護岸の際狙い
もトライしてみます。
また、河の本流に支流が流れ込む所は水門が設けられていますが、この水門周りも
良いポイントになります。
さらにその付近に水門を囲うための河口に突き出た波止があれば、そのあたりは水
流が複雑にヨレるのでポイントになるでしょう。
護岸に沿ってアシの生い茂る自然が残された所は、常習的にスズキが回遊してきます。
アシの群生は水生生物や小魚にとって格好の住みかになっています。
それを狙ってスズキがやってくるのです。
活性の高い時は小魚を追いかけ、盛んに「バチャバチャ」とボイルを繰り返します
が、こんな時はあまりアタリはありません。
たまに「バホッ」と音が出るくらいの時がよいです。
小川が河口に流れ込んでいる所もポイントになります。
まとまった雨が降った後など濁りを伴って河口や海に流れ出すので、流れて来たエ
サを求めて魚が集まりやすいのです。
河川敷の護岸は広いので、単調な場所よりも少しでも変化のある場所を見つけてト
ライしてみてはいかがでしょうか。